フクシマを風化させない。

2013年3月8日
フクシマを風化させない。

 


東日本大震災が発生してから2年が経過しようとしていますが        
被災地では、復興に向け頑張っている方  
故郷を離れ暮らしている方、原発事故と闘っている方など  
現在でも数多くの方が大震災と向き合っています。 
私たちは、今後も長く続く復旧・復興に対して、現地の様子を知り  
自分なりに考えていくことが大切だと感じています。

 

フクシマを風化させない。

 

フクシマを風化させない。



 島根県職連合では、2月18日、福島県職連合の湯野川委員長を招き、現地報告会を開催しました。
報告会では、現地の写真を交えながら未だに収束しない原発事故について、次のとおり報告がありました。

○現在も、福島から15万人以上が避難(うち島根県へ104人)

○県では、農産物のモニタリング、警戒区域等における排水ポンプ設置、家畜捕獲等、原発事故により新たに発生した業務へ人員体制を拡充して対応。他県からの応援もあり。日夜、関連業務に追われ、中には体調を崩す者もいる。

○土壌などの除染作業については、土地所有者の了解が得られず、保管場所が決まらない。処分方法がなく、今のところ除染ではなく「移染」である。

○現在も県内5町が警戒区域に指定されており、被爆への不安から妻と子が他県へ避難している。地域社会の崩壊、家族の分断が長期化している。

○決して「フクシマ」を風化させてはいけない。

「絆」という言葉が多く使われるようになりました。しかし、「自分も何かしなければと思うけど、何ができるだろうか」と、「絆ストレス」に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。この思いに対して湯野川委員長からは、全国にある原発を止めること、脱原発に向けた運動をして欲しいとメッセージがありました。

当日は、広島県職連合の委員長もおられ、
・原発事故のあった「福島」
・戦争で被爆した「広島」
・唯一県庁所在都市に原発のある「島根」の3者が集まりました。
この3者が一同に原発事故のことを考え、思いを新たにできたことは大変意義深いものがあったと感じています。
私たちはこれからも、被災地の復興、脱原発の取り組みを進めていきます。

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