盗んで・・・殴られて

盗んで・・・殴られて
盗んで・・・殴られて

産業革命の進行とともに
低賃金、長時間労働、劣悪な労働環境に苦しむ労働者は、
抵抗しなかったわけではありません。

しかし、抵抗といっても
自分のつくったものを盗んだり、壊わしたりといった
自然発生的な抵抗で、
いっときの気晴らしにはなりましたが、
いずれも犯罪として罰せられ苦痛を味わうばかり。
自分たちの生活や自由を守るには役に立たないことを
思い知らされました。

あるとき、労働者が「一斉に」仕事を放り出しました。

盗んで殴られ、壊して殴られ、
散々痛めつけられてきた労働者が、
やむにやまれず、
みんなで一斉に仕事を放り出したのです。

労働者は仕事を放り出したものの、
どんな罰がくだるか脅えていました。

救いは「みんな一緒」にいることです。

しかし、労働者が目にしたものは、
あわてふためいた工場主の姿でした。
いくら立派な機械があっても、
「労働力」がないと何も生産できないからです。

これがストライキのはじまりです。

「みんな一緒」ということが
労働者にとっていかに大切か・・・
これは今も昔も変わりません。

 

 

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