メーデーとは?

2014年4月11日
メーデーとは?
 

メーデーってなんだろう?

メーデーとは、「労働者の祭典」です。毎年5月1日に全世界の労働者が統一して団結の力と国際連帯を示す統一行動日です。上記の解説を読んでも、「?」の方も多いのではないでしょうか。

▼メーデーは、なぜ生まれたか?少し具合的に説明をしたいと思います。

●8時間労働制を求めて。 

1886年5月1日、「8時間労働制」を求めて、アメリカのシカゴを中心に約35万労働者がゼネラル・ストライキを決行しました。当時は、一日12~15時間労働が当たり前でしたが、「第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は睡眠ために、第3の8時間は、余暇のために。」を目標に掲げ、18万人の労働者が「8時間労働」を勝ち取りました。

しかし、経営側は、8時間労働の広がりを恐れ、すぐに弾圧に転じ、ヘイマーケット事件が、起こります。

●次々と破棄される「8時間労働制」の協約 

シカゴのマッコーミック収獲機会社でスト中の労働者4人が警官隊に殺害されたことに抗議して、5月4日夜市内のヘイマーケット広場で集会が催されたときのこと、解散を命じる警官隊に爆弾が投ぜられて衝突がおこり,警官側死者7人を含む多数の死傷者が出ました。犯人は不明でしたが、警官殺害を教唆したとの罪で8人の労働組合指導者が裁判にかけられ,4人が絞首刑、他の4名(うち1人は、獄中で自殺)が禁固刑となりました。この裁判によって労働組合側を世論から孤立させ、経営者側は 8時間労働制の協約を次々に破棄しました。

*後に州知事オルトゲルドはこの裁判が不当であったとして、残る禁固刑を受けた3名の指導者を解放しています。

●再び立ち上がる労働者 

アメリカの労働者は、態勢をたて直し、1890年5月1日、ふたたびゼネストを行なうことを決め、ヨーロッパの労働者もこれにこたえ、この日を国際的なデモンストレーションの日とすることにしました。 こうしてメーデーは、8時間労働制をめざす世界の統一行動日として始まりました。これが、メーデーの起源です。

そして、メーデーは、「8時間労働制」だけでなく、「反戦平和」などその時々の課題を取り上げ、全世界の労働者の団結と連帯を示す日として発展していきました。

また、ヘイマート事件で犠牲になった労働組合指導者の勇気を称え、「8時間労働制」を勝ち取ったことを記念し、「労働者の祭典」としても位置づけられているのです。

     
     
     
       
       
       
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