職場のエアコンの温度設定が難しい

2016年7月26日

「自分が暑いから、ほかの人も暑いはず・・・」は、

大きな間違いです。

 

 

■人によって体感温度がちがうことを理解しましょう。

「自分が暑いから他の人も暑いはず・・・」と考えるのは、大きな間違いです。特に夏の冷房。同じ職場内で、同じ冷房の温度でも、暑く感じる人、寒く感じる人、いろいろな人がいます。「体感温度」はひとそれぞれであることを理解しましょう。特に男女間の体感温度差はかなり大きいと言われています。

 

■なぜ男女で体感温度が違うの?

 

▼男性と女性では代謝がちがう。

 

男性は、女性と比較して脂肪が少なく、筋量が多い。そのため、基本的に代謝が高いので、体の中で熱をたくさん作っているのです。一方、女性は男性と比較すると代謝が低く、体内で男性ほど熱を作りません。

そして、女性は皮下脂肪の多い方が多く、皮下脂肪は内臓が冷えないようにする“断熱材”のような役割があります。しかし、皮下脂肪には血管が少ないので、いったん冷えると温まりにくい性質をもっています。

 

▼服装

 

それなのに発熱しやすい男性は、長ズボンに長袖シャツ・スーツにネクタイと熱をためやすい服装で、逆に発熱しにくい女性がキャミソールにスカートという涼しい格好。

これでは、真逆な服装です。

 

冷房の効いた部屋で感じる体感温度は、およそ8度も差があるとも言われれても当然です。

 

■適温は男性25℃、女性28℃

体感温度は周りの環境の影響を強く受けるものです。一定の温度内にいても、湿度や風を受ける強さによって、実際の温度よりも暑く感じたり、寒く感じたりするもの、厚生労働省では省エネの観点から、エアコンの設定温度を28度にするように呼びかけていますが、男女それぞれが心地よく感じる温度は、「男性は25度、女性は28度」だという説もあります。

 

 

■どうしたらいいの?

男性と女性がお互いに心地よい温度を保つためには、どちらかが我慢するとか、どちらかが合わせるということよりも、それぞれが服装面などで工夫をすることが大切です。

 

▼とにかく男性は、薄着を心がけましょう。最近はクールビズの普及により男性も涼しげな服装ができるようになりました。ネクタイをはずし、上着を脱ぎましょう。

そして、冷たく濡らした「タオル」でうなじを冷すと効果的です。

 

▼女性は、一方、女性は首を冷やさないこと。襟付きのブラウスを着たり、スカーフを

巻いたり、腹巻や毛糸のパンツなどを着用してお腹を温めるのが良いと言います。

 基本は頭寒腹熱。足だけ温めても効果はないので、まずは腹部の温度を上げ、それから足を温めると、体感温度だけでなく、実際の温度も3度以上上昇し、血流もよくなります。

 

▼扇風機の活用

よくある方法として冷房と扇風機を併用するという方法があります。

扇風機は方向を指定できるので、男性だけが風に当るようにします。

こうすると、男性は涼しく、女性には寒くない状態を作り出すことが出来ます。

 

 
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