松田委員長退任のあいさつ

2020年2月25日

松田委員長が
2月17日の県職連合第15回・県職労第89回定期大会で
退任されました。
物事を柔らかく、わかりやすく表現するのが上手で
いまさら聞けないことを
0に立ち返って教わった気がします。

退任後もさらなる活躍を祈念しています。

以下は、先の定期大会での松田委員長の冒頭あいさつの抜粋です。


最後に、委員長としての4期8年間の中で感じた労働組合への思いを述べたいと思います。

まずは、私たち一人ひとりが「労働者」であることを共通認識としたいと思います。
その上で、労働者である私たちはどんな意識を持って仕事をすればいいのでしょうか?

例えば「賃金」。当局から見れば「コスト」「支出」ですが、
労働者から見れば「生活費」「労働の対価」になります。
「財政状況が厳しいから賃金が上がらなくてもしょうがない」
「お金がないから食費を削っている」と下を向いていませんか?

例えば、「労働時間」。
36協定に関して、「時間外をもっとしたいのに縛られるもの」と考えるのか、
「労働者を無制限労働から守ってくれるもの」と考えるのか。
大幅な時間外をしてでもやり遂げたい職員としての責任感は否定できませんが、
それは自分や家族との時間、そして自らの体を犠牲にすることになっていませんか?

「諦め」や「口に出さない美徳」と感じていたことも、
働く側から見る視点を取り戻すことで、正々堂々と改善要求することができます。
これは自分のためでもあり、声を出したくても出せない仲間のためにもなります。

職場で苦しみながら働いている仲間はたくさんいます。
人が減り仕事が増えるばかりか、
より複雑で高度なものを、より正確に行うことが求められています。
それを個人の「意識」や「モチベーション」の向上だけで実現させようとする方法は、
負担が重くなるだけです。

こうした働き方を強いられた結果、病気になり休職する仲間、
もう頑張れないと退職していく仲間、最悪の場合、自死を選ぶ仲間も過去にはいました。
みなさんの職場の中も少し周りに目を向ければ、
悩み苦しんでいる仲間がいるかもしれません。
そうした仲間を助けるためには行動しかありません。
行動したからといって必ず助けることができないかもしれませんが、
結果を気にして行動しない間に、その仲間が休職や退職してしまえば、
そこには「後悔」しか残りません。

私たちは「県職連合」という助け合いの手段を持っています。
一人で改善に向けた具体的な行動はできなくても、
話を聞いたり、役員へ相談することはできるはずです。
「困っている仲間を助ける」という気持ちが労働組合「そのもの」であり、
その実践をするのが役員であり組合員です。

また、助け合いは循環します。
自分が困っていることは他の仲間も困っている可能性があります。
「自分の悩みを解決することが、他の仲間も(将来的に)助ける」ことにつながります。
個人的な問題ととらえず、近くの仲間に素直な気持ちを話せば、
組織全体の環境改善、助け合いの循環へとつながります。

自分のために、仲間のために、実践できる労働組合であり続けるためにも大切なことは、
組織強化と労働者意識だと思います。
学習と相互交流、気づき、実践を基本とした運動の先には、必ず改善があり、
そして仲間との絆が待っています。

今大会で執行部が一新されます。本部、支部、分会が、同じ思いで労働組合に関わり、
これまで以上に仲間同士、支え合いの運動が実践されていくことを期待したいと思います。

また、上部団体である自治労島根県本部の専従役員として、
現在、わかたけ学園分会の西陽子さんが、
また、この4月からは中小企業課分会の武部昭浩さんにもお出かけいただくことになりました。
お二人には自治労というステージから県職連合の運動を支援していただきたいと思います。
私たちも全力で支えていきます。

最後に… 

最後に、私事ですが、
この大会をもって4期8年務めさせていただいた執行委員長の任を
終了させていただくことになりました。
この8年間、組合員のみなさんに支えていただいたことに感謝を申し上げます。

本日の定期大会が、今後の県職連合運動の原動力となることを期待して、
執行部を代表しての挨拶といたします。ありがとうございました。

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